Windows VistaでIPアドレスを固定する方法

Windows Vistaの初期設定では、IPアドレスを自動的に取得するようになっています。
ブロードバンドルータ利用環境では、通常そのままの設定で問題ありませんが、ポート開放などで外部からのアクセスを受け付けるパソコンは、IPアドレスを固定する必要があります。
Windows VistaでIPアドレスを固定する方法について簡単に説明します。

Windows VistaでIPアドレスを固定する方法

Windows VistaでIPアドレスを固定するには、以下の手順で操作を行います。
※この例では現在のところ主流であるIPv4の設定を行います。

はじめに、コントロールパネルを表示させます。
「スタートボタン」−「コントロールパネル」の順にクリックします。

「スタートボタン」−「コントロールパネル」の順にクリック

コントロールパネルが表示されたら、「ネットワークとインターネット」をクリックします。

「ネットワークとインターネット」をクリック

ネットワークとインターネットの画面が表示されるので、その中にある「ネットワークと共有センター」をクリックします。

「ネットワークと共有センター」をクリック

ネットワークと共有センターの画面が表示されるので、左側のタスクの中にある「ネットワーク接続の管理」をクリックします。

「ネットワーク接続の管理」をクリック

ネットワーク接続の画面が表示されます。
IPアドレスの設定画面を表示させるアイコン(ローカルエリア接続など)を「右クリック」し、「プロパティ」をクリックします。

IPアドレスの設定画面を表示させるアイコン(ローカルエリア接続など)を「右クリック」し、「プロパティ」をクリック

※「続行するにはあなたの許可が必要です」という画面が表示される場合は、「続行」をクリックします。

選択した接続のプロパティ画面が表示されます。
項目の中から「インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」ボタンをクリックします。

「インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」ボタンをクリック

インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)のプロパティ画面が表示されます。
「次のIPアドレスを使う」を選択し、各項目を入力します。
同様に、「次のDNSサーバを使う」を選択し、項目を入力します。
入力し終わったら「OK」をクリックします。
※下図は入力例です。(利用する環境に合わせたIPアドレスを設定する必要があります。)

各項目を入力し、「OK」をクリック

接続のプロパティ画面に戻るので、「閉じる」をクリックします。

「閉じる」をクリック

以上でIPアドレスを固定する設定は終わりです。
設定したIPアドレスが、そのパソコンのIPアドレスとなります。

ブロードバンドルータ利用環境下でのIPアドレス固定

パソコンのIPアドレスを固定する場合、そのLANの中で使用できるIPアドレスを設定する必要があります。
ブロードバンドルータ利用環境下で使用できるIPアドレスについて簡単に説明します。

ブロードバンドルータ利用環境下のLAN内で使用できるIPアドレスは、一般的にブロードバンドルータのLAN側IPアドレスを基準にして考えます。
ブロードバンドルータのLAN側IPアドレスは、ブロードバンドルータの設定画面で確認できます。

LAN側IPアドレスの設定

詳しい説明は省きますが、上図のように「サブネットマスク」が「255.255.255.0」となっている場合、「IPアドレス」の「.」で区切られた上位3つの数字(上図では192.168.11まで)がネットワーク部のアドレスとなります。
残った部分(上図では1)がホスト部のアドレスとなります。

ホスト部のアドレスには0〜255までの数字が使われますが、「0」と「255」は特別な用途に使われるので、このネットワークで設定できるIPアドレスは192.168.11.1〜192.168.11.254になります。

上記範囲の中でブロードバンドルータが使用するIPアドレスは、ブロードバンドルータ自身のLAN側IPアドレスと、DHCP割り当て(パソコンへの自動IPアドレス割り当て)で使用されるIPアドレスです。

ブロードバンドルータ自身のLAN側IPアドレスと、DHCP割り当てで使用されるIPアドレス

上図では、192.168.11.1と192.168.11.2〜192.168.11.65が、ブロードバンドルータで使用されるIPアドレスとなります。
ネットワークで利用できるIPアドレスの範囲(192.168.11.1〜192.168.11.254)から、ブロードバンドルータで使用されるIPアドレス(192.168.11.1・192.168.11.2〜192.168.11.65)を除いたIPアドレスが、固定IPアドレスとして使用できます。
(この例では192.168.11.66〜192.168.11.254)

整理すると以下のようになります。
※このケースでの例です。

IPアドレス用途
192.168.11.0使用不可(ネットワーク自体を指すアドレス)
192.168.11.1ブロードバンドルータのLAN側IPアドレス
192.168.11.2〜192.168.11.65ブロードバンドルータのDHCP割り当てで使用されるIPアドレス
192.168.11.66〜192.168.11.254固定IPアドレスとして使用可能
192.168.11.255ブロードキャストアドレス

IPアドレスを固定する場合に必要となる、その他の項目は以下のようにします。
○ サブネットマスク:255.255.255.0
○ デフォルトゲートウェイ:ブロードバンドルータのLAN側IPアドレス
○ DNSサーバ:ブロードバンドルータのLAN側IPアドレス

以上が、ブロードバンドルータ利用環境下でIPアドレスを固定する場合の考え方です。
少し話がややこしかったかもしれませんが、重要なことはLAN内でIPアドレスが重複しないようにすることです。
多くの場合、ホスト部に100などの大きな数字を使用すれば問題ないと思います。

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